ワイズメンズクラブ国際協会／京都トゥービーワイズメンズクラブ［http://www.tobe.x0.com/］

12期

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'05.08.01　絵本づくり委員会より

遠くアフガニスタンに思いを馳せ、早や一年が過ぎました。
西日本区のメネット事業として、一昨年、非常に有意義な事業を展開された後での引き継ぎでした。一言でいえば、「パステュー語の絵本の次はダリ語の絵本を作るぞ!」ということでした。正直、はじめは第一公用語がダリ語で、第二公用語がパステュー語であることも、言語間による対立がなんであるかということも、また、戦火にさらされ続けた歴史的背景も、何も知らないところからのスタートでした。我々の認識はただ、複雑な背景、危険な地帯だということだけでした。現状認識の再確認に始まり、絵本作家さんとの打ち合わせ、配送ルートの確保、配布先の確保、ひとつひとつはとても簡単な作業で、誰でもが、難なくこなせる様な作業が、アフガンという国家の枠組みが、それを複雑かつ困難なものにしてくれました。しかし、一年たってようやく、その一連の作業が稼動し始め、うっすらと到達地点が見え始めました。
正直、原稿を打つ今も、一ヶ月前に送った原稿が、カブールに届いていないとの連絡を受けています。まだまだ、先行き不透明な真っ只中を抜け出せずにはおりますが、必ず、絵本を彼らに届けるという思いで、委員会一丸となって作業を続けております。そして、必ずや、我々はこの事業を通じ、アフガニスタンの子供たちに夢を届けに参ります。
委員の皆様をはじめ、クラブの皆様には、色々とまだまだお力添え頂かねばならないと思いますがどうぞ宜しくお願いします。　委員長村山祥栄

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