ワイズメンズクラブ国際協会／京都トゥービーワイズメンズクラブ［http://www.tobe.x0.com/］

12期

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'03.06.01　プロフェッショナル大いに語る

先日は当劇場主催の演劇公演「牡丹灯篭」に多数御越し頂きまして、誠に有り難うございました。また、公演に対するメセナ出資に参加頂いたメンバーの方々に感謝致します。おかげさまで動員も昨年を大きく上回り、成功利に楽日を迎える事ができました。
次回のロングラン企画は10月月、京都をベースに世界的な活躍を始めたビジュアルパフォーマンスグループ「キュピキュピ」の公演を予定しております。この公演では兼ねてからの目標だった「公演の証券化」を試みます。
ブロードウェイのエンジェルシステムを劇場が取り入れる形は、おそらく日本では最初の事例になると思います。
コンテンツファイナンスという新しい証券市場の開拓に価値を認めてくれた証券会社の協力を得て、実現可能となりました。
将来的には三条御幸町周辺をブロードウェイ化することを夢見ていますが、まずはロングランのシステムを確立させ、少なくともあと2.3の新しい劇場を周辺に確保する必要があります。大小いくつかの劇場で常に質の高い演劇やミュージカル、パフォーマンス、ショーなどがロングランで公演しており、国内外から多くの人々が京都観光を兼ねて観劇に訪れる、そんな情景を頭に描きつつ、地道に活動を続けていきたいと思っています。
私の従事している舞台業界はある意味で「人に感動を提供する仕事」だと認識しています。人それぞれ何を幸せと思うかは違います。しかし、感動して涙を流す瞬間というのはどんな人にとっても至福の瞬間だと思います。日々の生活の中にどれだけ感動の瞬間を持つのか、これが人生の豊かさの基準になるのかもしれません。私はこの業界に入って約20年になりますが、より多くの人達に感動を与える事のできる環境を整備し、素晴らしい作品を生み出し、育てていく、そんな本物のプロフェッショナルを目指して精進を続ける覚悟です。
皆様のさらなる御賛同、御協力を切に願っています。　アートコンプレックス1928プロデューサー小原啓渡

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