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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'06.11.08 11月第一例会「講演:美木朋子氏」

11/8(水)京都全日空ホテルにて多くのゲスト(YMCAのリーダーたちを含む)の方々を向かえ、講演例会が開催されました。スライドと語りを交えた講演会、「国境なき医師団」に参加され、アフリカのリベリアで活動をなさった貴重なお話を聞かせていただき感銘をうけました。我日本では、毎日のように命の大切さを忘れたような事件ばかり、うんざりすることが多い中、少しばかり救われた気がしたのは私だけでしょうか。
先生のお話の中でとても印象に残ったのは、「人との出会いが自分の可能性を広げる」という言葉でした。
人間ひとりの力は小さいもの、でも色々な人の力を借りることで無限の可能性を秘めている。
現代社会では、人とのコミニュケーションがうまくいかないことでいろいろな問題が生じています。
引きこもりや暴力など、心がすさむようなことばかり、当日参加されていた若きリーダーたちもとても有意義なお話ではなかったでしょうか。 水野充弘

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'08.01.11 例会に参加して

今回の講演でもっとも私の心に残ったのが『自分の行った先が現実』という、美木さんが講演の終わりにおっしゃった事である。この事は当たり前の様と思えるが、私たちは無意識のうちについつい自分を中心とした環境だけを『現実』として暮らしているのではないだろうか。
私など、普段の暮らしの中で自分と関わりのある人、たとえば親や友人の暮らしについてふと考える事はあっても、自分と違う国の知りもしない誰かの暮らしをふと考える事はまずなかった。しかし今回の講演で、世界には暮らす人の数だけ『現実』があり、それぞれが今おかれている『現実』を生きているということを痛感した。
私が大学へ行っているとき、学校へも行けず労働力として朝から晩まで働かされている子どもがいる。私が風邪をひいて近所の病院まで歩いて行っているとき、大けがをしているにもかかわらず手立てもなく、ただただ治療を待つ事しかできない、いや、治療さえ受けられない誰かがいる。
今の私が今すぐ海外へ行って、マーサさんのような子の面倒をみることはなかなか難しい。しかし、そんな風に知らない誰かの事や、その誰の暮らしを考えることは出来る。それは美木さんのされている事と比べれば実に些細な事であるかも知れない。しかし、そうする事が小さな勇気となり、近いいつか、美木さんが持っておられる様な大きな行動力へと繋がるのではないだろうか。 京都YMCA野外リーダー 杉森さやか

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'08.01.11 例会に参加して

今回、私は京都YMCAのリーダーとしてトゥービーワイズメンズクラブの例会に参加させて頂きました。
この例会に行くことが決まり、美木さんのお話を聞けることをとても楽しみにしていました。それは、この例会に行く前に国際協力プログラムがあり、子ども達と国際理解、国際協力について考え、そして街頭募金に行ったばかりでした。そして、私自身「国際協力」についてもっと考えたいなと思っていたところでした。私も美木さんと同様、小さい頃から海外に対してすごく大きな憧れがありました。いつか絶対外に行って、困っている人の役に立ちたいとずっと思っていました。
今、大学に入学して2年が経ち、学校でも国際協力について考える授業などを専攻していますが、私には海外で人を助けることができるのかという漠然とした疑問を抱いていました。そんな中、美木さんのお話を聞き、感じることがたくさんありました。美木さんがお仕事をしていたリベリアという国はアフリカにある国です。リベリアと言われてすぐに分かる人はそんなに多いとは思いません。私たち日本人にとっては本当に遠い国だと思います。言葉も、宗教も、文化も何もかもが違う国でのお仕事は本当に大変だったと思います。しかし、美木さんの口から「大変だった」という言葉が出てきたことは少なかったと思います。確かに日本で生活している限りではリベリアは遠い国ですが、リベリアに行ってしまったらそこが「現実」となる、そしてそこの「現実」の中、一人で出来ることには限りがあるが、一人一人の力を合わせればきっと何かが出来る、と美木さんは言っていました。私にとって、それは衝撃的な一言でした。何もかもが違う国でも、一人一人の力を合わせると出来ることがあるのだなと思いました。国際協力は一人で出来るものではないのだなと改めて感じました。
美木さんが言っていたことに、人は誰かに何かをしてあげる時に、自分の力を少し出し惜しみしているところがある、という言葉がありました。これ以上のことをやったら恥ずかしいとか、これだけのことをしたのだから見返りが欲しいとか。私は、今私が出来る精一杯の力を困っている人たちに純粋に与えてあげたいと思いました。それは、国際協力だけに限らず、普段の生活の中でもそんな風に暮らしていきたいと思いました。そして、もう少し広い視野を持って世界を見ていきたいなと思いました。それが今の私に出来る世界を考える第一歩になるのではないかと思います。「国際協力」という一言を見ると、その言葉の意味は難しく、実現するのには大変そうなイメージがありましたが、美木さんのお話を聞いて、私が今出来ることを考えて、そして私の力を精一杯出して、たくさんの人にそのことを伝えていこうと思いました。今回、この様な機会を与えて頂いて本当にありがとうございました。 京都YMCA野外リーダー 生田 緑

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