ワイズメンズクラブ国際協会／京都トゥービーワイズメンズクラブ［http://www.tobe.x0.com/］

11期

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'06.12.01　YMCAの壺 vol.2「事業推進会議」

YMCAはご存知のように全国にあり様々なプログラムを展開していますが、それぞれ法人格を持ちながら同じ目的で同じようなプログラムを行っているので、お互いに情報交換や協力しながらプログラムを進めています。
その一つの形として、事業ごとに事業推進会議という全国会議を定期的に開いています。例えば、専門学校推進会議、ウエルネス事業推進会議、英語教育推進会議、日本語教育推進会議、福祉関連事業推進会議などそれぞれの事業を行っている担当スタッフ(主に事業統括スタッフ)が集まり、協働事業や情報交換、新規事業の開発などを行っています。
先日私の関係している専門学校推進会議が大阪YMCAであり、欠席した北海道と仙台以外の全国の専門学校を持つYMCAから担当者が集まりました。
全国的に専門学校が学生募集の厳しい中、2日間かけて募集状況の報告、これからの新しい学科開発や、福祉業界の情報共有、広報の事例報告、学生保険の内容など多岐にわたる内容について協議をしました。そこで話されていたのは、YMCAの専門学校として18歳人口の減少により大学全入時代を迎え学生募集が厳しい中で、やはりYMCAの持つ広範性や多様性をどう説明し、また事業の中に具体化してゆけるかということでした。
また、新しい企画として大阪や横浜のYMCAから団塊の世代を対象にした専門学校としてのプログラムの企画など新しい提案もされていました。この専門学校の推進会議では、どこかのYMCAで企画してうまくいったものは、そのノウハウを提供し他のYMCAがそれを真似てどんどん発展させて行っても構わないというユニークな方式を取っています。
また、海外研修や、実習など他のYMCAと協力して企画実施するなど、それぞれのYMCAが独自性を持ちながら協力できるところは協力して行く、また、作り上げる力のあるところが開発したものはどんどん他の地域(YMCA)でも真似してやってゆくことで全国展開を図るという方法を取っていいます。地域の近いところではYMCA同士での競合もあるのですが、競合しあいながら協力しているという関係を作り上げているのが推進会議です。　加藤俊明

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