ワイズメンズクラブ国際協会／京都トゥービーワイズメンズクラブ［http://www.tobe.x0.com/］

11期

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'06.11.01　私のウエルネス

卒業アルバムや色紙には、よく好きな言葉を書くことが求められます。
私の場合多くは「あたりまえのことに感謝し、あたりまえのことに感動できること」「あたりまえのことを大切にすること」を、自戒のために記しています。
ともすれば、周りに支えられているこを忘れてしまい、自分の力で生きているように錯覚し、今あることさえあたりまえのように。どんな小さなことにでも感謝し感動することで、あたりまえのように思えていることが、どんなに奇跡的であるか。そして大切にするべきかと気づかされます。
先日テレビで放送されていたのですが、目の黒い部分以外の白い部分は、人間にしかないそうです。確かに映像からみても他の動物は黒目以外の部分はなく、あってもこげ茶色もしくは薄い茶色で白い部分がありませんでした。全部に色がついているとどこに視線があるのかがわからず、他の動物を襲ったり、他の動物から身を守ることには大変重要なこととなるそうです。
一方、人間にとっては、他者と会話をしたり、表情を読み取りあうことには、この白い部分が重要で、白い部分があると、視線がどこにあるかがわかるのです。人間だけが他者とつながりを持って生きてきたことの証でもあるようです。例え瞳の色が異なっても。まさに目から鱗のことでした。
からだがより健康であることは勿論ですが、人と人との繋がりで私たちは生かされていて、「すべてのことに」「どんなに小さなことと思えることにも」感謝できる自分を見失わないようにすることが「ウエルネス」ではないでしょうか。
今日はありがとうございました。明日もすばらしい日でありますように。　京都YMCA 神崎清一

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