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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'02.10.01 プロフェッショナル大いに語る

「何も変わらない、こんなことでは治らない」そう吐き捨てて帰っていった患者さんがいた。今年3月の仕事である。わざわざ奈良から来てくれたのに悪かったなあ、なんてちっとも思わなかった。この患者さんは首から指先の痺れで整形へ通院していて、首の骨と骨との間が狭くなっていると診断されていた。3年程前にも首の痛みが起こり、整形で牽引療法を2ヶ月続け、その時は良くなったが、今回は数カ月通っても良くならないとのことでお越しになったのだ。
うちでは、こだわり過ぎかも知れないが、膝が痛くても、腰が痛くても、めまいがしても、上部頚椎という首の骨(7個)の上から1番、2番目のどちらか一箇所しか調整しないという方法である。対症療法ではないから、調整してもすぐに良くなるなんてことは少ない。ってことも説明し、承諾の上で調整しても先のような結果である。こんなことがあると以前は、自分は間違っているのかと、悲しくて辛くて、どうしようもない時期があった。しかし、経験は人間を強くしてくれる。『必ず良くなる』過去の経験から自分には確信があった。
そんなことをすっかり忘れていた6月のある日、いつものように電話に出た。相手はその時、付き添っていた奈良の患者の奥さんだった。「実はあれから1ヶ月もしないうちに痺れが良くなったんです、もう一度診て頂けませんか」という電話だった。絶対に次はないと思っていただけに、本当に嬉しかった。
先日も、2回目の女性だったが、「実は仕事をするのも辛かったから会社を辞めようと思っていたんですが、良くなってきた。」こんな声を聴くとやってて本当に良かったと思う。こんな仕事に出会ったのも8年前。当クラブの大野ワイズの父(嘉宏次期西日本区理事)を接骨院で治療していたが一向に良くならず、東京にある現在の師のところへ行かれたのが切っ掛けである。「帰りの新幹線で手の痺れが無くなっていった、お前も行ってこい。」
実は自分自身も多くの症状を抱えていたのである。業界に友人も多かったので、色々やってもらったが気持ちはいいし、楽にはなるが2、3日持つのが関の山だった。上部頚椎カイロプラクティックを受け、それまで廻らなかった首が廻るようになり、背中に重くのしかかっていたものが取れていったのである。この感動を諦めている方に伝えたい。ただ、それだけでやっているように思う。 七里浩(柔道整骨師)

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