ワイズメンズクラブ国際協会/京都トゥービーワイズメンズクラブ[http://www.tobe.x0.com/

京都トゥービーワイズメンズクラブ

'04.12.01 リーダーシップを開発しよう

昨年度に引き続き、西日本区ワイズリーダーシップ開発委員会(Leadership Development = LD)という所で委員長を務めさせていただいております。聞き覚えがない名前で、「いったい何する委員会?」という疑問をお持ちになる人もいるでしょう。
LD委員会の目的はロースターの22ページにこうあります。「ワイズ運動の理解を通して、会員自らのリーダーシップをたかめ、自己研鑽や地域社会に貢献できるよう、会員相互のリーダーシップ開発を目的とする。」…ものすごく広範囲に渡る定義ですね。
これは一委員会の目的と言うより、「ワイズメンズクラブの目的」と言い換えても大きくは矛盾しないと思います。(「ワイズの目的」についての正確な文章はロースター6、13ページ参照の事)
我々はワイズに籍を置く事で良い仲間を作り、自己を研鑽し、そこではぐくんだ奉仕の心とパワーをYMCAに、地域社会に、あるいは職場に、家庭にと放出する。各人があらゆる局面でリーダーシップを発揮し、結果として社会全体を底上げしより良くする事を理想としています。その理想を実現するためのひとつの手段として設置されたのがLD委員会です。

「リーダーシップなんて、クラブ会長や部長が考えればいい事や」と思ったりしていないでしょうか?いえいえ、家庭でも職場でも町内会でも、あるいは乗り合わせたバスの中やたまたま入ったレストランなど知らない人とであっても、自分がリーダーシップを発揮することによって状況を良くしていく事は必ず可能です。傍観者や批判者でなく、リーダーとなる。2人以上の人間が集まった時、老若男女問わずすべての人に求められるのがリーダーシップであろうと思います。(「船頭多くして...」というのとは全く違います。)

我々メンバーはワイズに関わる事によって、意識的に、また知らず知らずのうちに、様々な形で自らのリーダーシップを育てています。多くの人前でスピーチをする、時間を守る、報告書をまとめる、楽しい例会を企画する、会議を運営する、人と仲良く付き合う、奉仕活動に興味を持つ、世界に目を向ける、etc.etc. ワイズの中では世俗の論理(お金持ちだとか、大会社を経営してるとか)に関わらず、全員がいちメンバーとして日常生活ではやることのなかった役割を与えられ、色々な経験を積みます。ここに、単年度で役職が変わっていく意味もあります。もしミスをしたとしても、ここでは友愛に溢れるメンバーたちが注意し、アドバイスし、そして許してくれます。個々のメンバーは思う存分自分の力を発揮し、新しいことにトライし、自分の能力や人格を磨くことが出来るという一種の道場です。そしてその自己研鑽がそのままYMCAや社会の役に立つというわけです。

以上のような考え方に基づき、LD委員会は具体的な業務として、毎年1月に行われる次期役員研修会と、3月開催の次期会長・主査研修会の企画・運営を担当しています。また今期より、各部が行う各種の研修会にLDが関わりサポートする試みが始まろうとしています。
トゥービークラブはその設立時より「Idea of ToBe」を掲げ、「まず自分がよりよくなろう。そして自分に対するのと同等に他者の幸せを願おう」という理念を持って活動しています。僕が今、LD委員長としてお話ししていることは、すべてトゥービーの先輩諸氏から教えてもらった事が基本になっています。他クラブのメンバーに話すことで自分なりに理念をどんどんと補強・補正していきます。これもまた大きな自己研鑽。トクをしてるわけですね。

そんなわけで「ワイズに入会することは自らのリーダーシップを磨くこと! 特にトゥービーはエエで♪」と、さらなる新メンバーを誘いましょう。自己研鑽の場としては新しいメンバーが必要ですから。そしてリーダーの条件として「時間を守る」と書いておきながらブリテンの〆切を過ぎた今これを書いている自分自身もさらにさらに研鑽が必要、です。ブリテン委員長ごめんなさい。 西日本区ワイズリーダーシップ開発委員長 岡本就介

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