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京都トゥービーワイズメンズクラブ

'04.09.08 9月第一例会「特別事業例会」

9月第一例会の報告を致します。
本日は特別事業委員会ということで、「絵本作りプロジェクトPART2」と題しまして、絵本作りの特別事業委員会が発足されました。
まずは、そのプロジェクトを行なうにあたり、小幡会長より皆さんに絵本作りの意義を、昨年メネット事業として取組まれていた畑本メネットからは、具体的な取り組みと思いをビデオを交えて、また田中光一ワイズからもその取り組みの必要性をお話頂きました。

集約すると、23年間もの間、戦火に悩まされた国、アフガニスタンにおいて、そのしわ寄せは、識字率が世界一低い国という大変不名誉な言葉に代表されるように、教育にある。子々孫々と語り継がれたものは、その長い戦火で失われつつある。
教育よりも日々暮らすことに精一杯という国で、最も大切なことは、一切れのパンより一冊の本であると西日本区メネットは昨年事業を始めた。「アフガニスタンの子供たちに絵本を贈ることによって、自国の文化の伝承と文字の習得の手助けをすることが最善の支援だと信じて。」

アフガニスタン事情は、思っているよりも複雑である。当国家では、パシュトゥー語とダリ語の2言語が主流であり、アフガニスタンを戦火に巻き込んだ一つの要因はこの言語対立にある。昨年度、西日本区メネット事業としてはパシュトゥー語の絵本を10000冊制作したが、残念ながら時間的・予算的にダリ語の絵本は断念せざるを得ず、また今期の西日本区メネット事業としては同事業を2年連続継続することとはならなかった。

話はそこから始まった。この事業は必ず完成させなければならない。それは、パシュトゥー語に加えてダリ語の言語で絵本を完成させ、送り届けることに他ならない。

そうして取り組みを進めていくこととなった事業に不肖、私 村山が委員長にさせて頂くことになったわけですが、将に上記のとおり、私も「パンは一瞬、本は一生」、自国の文字の習得と伝統文化である民話を継承する一助を勤めることこそ、ワイズの精神を遵守し、我々ワイズメンが取組むに値する素晴らしい事業だと確信をしています。

まだまだひよっこですが、ぜひともこの事業を成功させ、彼らに笑顔が取り戻せることを信じて、またその笑顔が見れるよう精一杯頑張って参りますので、皆様、ひとつ宜しくご協力をお願い申し上げます。

また、次期古田京都部長の輩出にあたり、杉村ワイズを委員長として次期京都部会の実行委員会も発足いたしました、これにつきましては10月の例会にて詳細の報告とさせていただきます。
林ワイズの入会式、前期西日本区役員の岡本ワイズ・畑本メネットの表彰も合せて行われました。 村山祥栄

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